お酒を注ぐたびに表情を変える、手のひらの中の万華鏡。
二人の晩酌に無限の広がりをもたらす、現代の江戸切子。
伝統の技を受け継ぎながら、現代の暮らしに美しく息づく器を生み出す「堀口切子」。
そのコレクションの中でも、ひと際ドラマチックな体験をもたらしてくれるのが、こちらの「万華様(まんげよう)切立盃」シリーズです。「まるで万華鏡のようだね」という感嘆の声からその名が付けられたこの器は、注ぐ飲み物や光の当たり方によって、毎日異なる表情を見せてくれます。
覗き込めば広がる、光と反射の仕掛け
細やかなカットパターンで全体を覆う伝統的な切子とは対照的に、「万華様」の外観は極めてミニマルで洗練された佇まいです。しかし、お酒を注いで器をそっと口元へ運んだその瞬間、底面に施されたカットが側面のガラスに複雑に反射し、幾重にも重なる万華鏡のような美しい景色が目の前にぱっと広がります。ガラスという素材の特性を知り尽くした職人による「映り込み」の仕掛けは、いつもの晩酌の風景に小さな驚きと感動を与えてくれます。
使い手の日常の中で「完成」する器
「私達の作る江戸切子は、カットして出来上がった時が完成ではありません」。
職人がそう語るように、お酒を注ぎ、透かして眺め、口に運ぶ……使い手の手によって愛でられるその瞬間に、この器は本当の完成を迎えます。
この万華様には、「新しい視点が、未来へ無限の広がりをもたらしますように」というあたたかな願いが込められています。美味しいお酒とともに語り合うお二人のこれからの日々に寄り添う伴侶としてお迎えしてみてはいかがでしょうか。
・青藍被、緑被 ¥22,000
・金赤被 ¥16,500
Revised: Apr. 27, 2026
